千葉常胤 ちばつねたね
生没年:1118-1201
訪問日:2006.3.18
所在地:千葉県千葉市中央区 亥鼻公園
建立:2001(平成13)
制作:田畑功
題名:飛躍 大空に鏑矢を放つ
平安末期の武将。千葉氏は房総平氏の流れを汲む一族で下総国千葉荘に由来する。伊勢神宮への荘園寄進問題では父代に失した郡司職を回復。保元平治の乱では源義朝の下で参戦。源頼朝が挙兵後に敗れて安房に逃れるとこれを支援、その後戦国末期に滅亡するまでの下総千葉氏の基礎を築いた。
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現在の千葉市の原形は千葉常胤の父常重が亥鼻(現千葉市中央区)に館を築いたのが始まりとされる。千葉市制80周年を記念して建立されました。
長命を保った千葉氏の二代目。矢を高々と放たんとするその先には千葉市郷土資料館が・・・。この郷土資料館、見た目は近世天守の様相で一見再現された亥鼻城かと思ったら実は全く別物。史実とはかけ離れた姿故に常胤も憤っているのでしょうか。