真田幸村 さなだゆきむら
生没:1567-1605
訪問日:2001.9.15
所在地:長野県上田市 JR上田駅
建立年:1985(昭和60)
製作:田村興造
題名:真田幸村公像
同型像:長野県上田市 上田市観光会館
戦国時代の武将。正しい名前は信繁であり、幸村は江戸時代に創作された講談物で一般に広まった名と言われている。武田信玄の家臣団である武田二十四将に祖父の幸綱、二人の叔父と父昌幸がいる。大阪の陣で豊臣秀頼の招集に応じて徳川家康と戦い、その勇猛ぶりで後藤又兵衛らとともに後世に語り継がれている。
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真田氏の本拠地である上田。豊臣家に忠義を尽くし大阪で徳川家康を最後まで苦しめた真田幸村は、上田の誇る郷土の偉人。銅像は上田城築城400年を記念して立てられたそうです。
2016年の大河ドラマでは真田父子の活躍が描かれ、真田氏がいかに上田を拠点として周囲の強国と渡り合ったかがよくわかりました。それまでの真田幸村=真田十勇士というイメージから、真田昌幸・信繁の二代の史実に基づくイメージに変わりました。江戸時代に講談物で人気を博した「真田幸村」像に違和感を覚えていた人たちも少なからずいたのではと思います。