藤堂高虎 とうどうたかとら
生没年:1556-1630
訪問日:2016.10.8
所在地:愛媛県今治市 今治城
建立:2004年9月
制作:中村晋也
題名:藤堂高虎公
縄張り名人と謳われた津藩初代藩主。初め浅井氏に仕え、織田、豊臣を経て徳川氏に与する。関ヶ原の戦いで軍功を挙げ伊予半国20万石に加増。さらに伊賀伊勢郡に転封して32万石の大名となる。江戸城築城に関わり、自身では今治、宇和島、篠山、伊賀上野などの築城をした。
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関ヶ原の戦いで軍功を上げた高虎公は宇和島に加えて伊予北部の所領を与えられ、20万石の大名となる。今治城はその拠点とすべく1603年に築城されたもので、三大水城のひとつに数えられている。像は今治城築城400年を記念して建てられた。
甲冑姿がほとんどの中、珍しく平服姿での騎馬像。制作者の中村晋也氏はかの菊池市民広場の菊池武光像も手掛けた方。あの像の躍動感は非常に格好いいのですが、こちらも背筋を伸ばした高虎公と今にも動き出しそうな馬との対比が素晴らしいです。